カジュアルシーンのシャツコーデにおいて、デニムシャツはいつの時代も有力な選択肢だ。オーセンティックな着こなしから、トレンドを存分に取り入れた着こなしまで、自分のキャラに合うアイテムを取り入れていきたい。今回はそんな「デニムシャツ」にフォーカスし、アイテム選びのポイント、イマ注目したい理由、コーディネート事例、おすすめアイテムを紹介!
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デニムシャツ選びのポイント1生地の違いを理解する
デニムシャツとは、一般的にインディゴブルーのシャツ全般を指す。しかし、正確に言うと「デニム」「シャンブレー」「ダンガリー」は異なる生地だ。この3つの違いを念頭にアイテムを選ぶと、より秀逸にコーデに取り入れられる。それぞれの特徴を知りたい方は、ギャラリー内で詳しく解説しているのでチェックを。
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①デニム生地:縦糸が色糸(インディゴ)、横糸が白糸の※綾織物。テントや船の帆に使われていたキャンパス生地が起源であり、一般的なジーンズやトラッカージャケットに使用されている。インディゴの縦糸が色落ちして、下に隠れた白糸が目立ってくるエージングはデニムの特徴のひとつだ。(※綾織とは?..ツイルとも呼ばれ、経糸が2または3本の横糸を通過した後に、1本の緯糸の下を通過することを繰り返す織り柄だ。)また、綾織りは別名で斜文織と呼ばれているように、表面に斜めの織り模様が浮かぶ。ちなみに、リーバイスやエドウィンで使用されているデニムは右綾、Leeに使用されているデニムは左綾と、綾織の向きもブランドやアイテムによって異なる。
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②シャンブレー:縦糸が色糸で横糸が白糸の平織物。(※平織とは?..縦糸と横糸を交互に浮き沈みさせる最もシンプルな織り方。模様は左右対称となり、頑丈・丈夫で、摩擦に強い。)デニムとは”織り方”が異なるため、色味や風合いに違いが生じる。表面から見て十字にクロスした平織ならではの織り柄が見えるのが特徴だ。
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③ダンガリー:縦糸が白糸(キナリ)横糸が色糸(インディゴ)の綾織物。縦糸と横糸の使い方がデニムとは逆のため、デニムと比べて白糸の見える面積が増えて明るめなブルーの表情をみせる。
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デニムシャツ選びのポイント2シャツのデザインを意識する
デニムシャツには主に「ウエスタンシャツ」「ワークシャツ」「ドレスシャツ」の3モデルがベースとなっている場合が多い。ウエスタンシャツならアメカジブランドや、ウエスタンスタイルから着想を得ているデザイナーズブランド、ドレスシャツならフォーマルなアイテムを多く展開しているシャツ専業ブランドと言った具合に、チェックするブランドやストアも変わってくる。こちらもアイテムごとの特徴や出自をギャラリー内で詳しく紹介しているのでチェックを。
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①ウエスタンシャツ:アメリカ西部に生息していたカウボーイたちが着ていたシャツをルーツに作られたものであり、別名カウボーイシャツとも呼ばれている。肩や背中上部にヨーク(切り替え)があり、スナップボタンのあるデザインが特徴だ。ちなみに、スナップボタンは落馬などの緊急事態の際にボタンの着脱が行いやすいように採用されているのだとか。
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②ワークシャツ:名前の通り、仕事が行いやすいように機能性を重視したデザインで、両胸にポケットが付いていることが多い。カジュアルスタイルと相性抜群であり、着こなしにほどよく男の武骨なムードを漂わせてくれる。
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③ドレスシャツ:タイドアップスタイルやテーラードジャケットのインナーとして着こなすため、ドレス用の型紙で仕立てられている。スーツスタイルのさりげないハズしとして取り入れるのにぴったり。1枚での着用も可能だ。
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デニムシャツ選びのポイント3自分のコーデに合うシルエットを把握する
デニムシャツを着用する際は、それぞれのコーデに合わせたシルエットを選ぶのが◎ たとえばRRL、Levi’sなどアメカジ定番ブランドのアイテムをオーセンティックに着こなすなら、ジャストフィットがオススメ。一方で、Lemaire、Jil Sanderあたりのブランドからは、肩が落ち気味のユルめシルエットやオーバーサイズのデニムシャツも多くリリースされている。明確なルールやセオリーはないので、自分のスタイルと好みに合わせて選んでほしい。
ここからはデニムシャツにイマ注目したい理由を紹介。