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デニムシャツ スタイル別おすすめ8選|ダンガリー&シャンブレーとの違いも解説

デニムシャツ スタイル別おすすめ8選|ダンガリー&シャンブレーとの違いも解説

19世紀の米国ワークウェアを起源とするデニムシャツは、いまやカジュアルからドレスまで幅広く浸透した日常服だ。一方で、見た目が似ているダンガリーやシャンブレーは、しばしば混同されながらも起源も織りもまったく異なる。今回は、それぞれの違いと素材特性を整理して解説。最後に、コーデ別に選び抜いたおすすめ8モデルを紹介する。

そもそもデニムシャツとは?19世紀米国のワークウェアを起源に進化した綾織りのシャツ

デニムシャツは、19世紀後半の米国において鉱山や牧場などで着用されていた作業着に端を発する。厚手で耐久性のあるデニム素材を使ったことで、過酷な環境下でも長く愛用できたのが普及の理由だ。その後、カウボーイカルチャーに根差したウエスタンシャツ、鉱山労働者のワークシャツなどに派生し、20世紀にはファッションアイテムとして一般化。現代ではイタリアのカミチェリアがドレスシャツにデニムを取り入れるなど、カジュアルからドレス領域まで幅広く展開されている。

生地は綾織り(ツイル)が基本で、タテ糸にインディゴ染めの色糸、ヨコ糸に白糸を用いるのが伝統的な仕様。右綾は耐久性とシャープな表情、左綾は馴染みやすさと縦落ち感が特徴とされ、こうした生地の違いが後の着用感や経年変化に影響を与えていく。

ダンガリーシャツとシャンブレーシャツとの共通点と相違点インディゴ糸を用いた青と白の表情が共通しているが、起源や織りは別物!

デニムシャツと同様にインディゴ糸を用いたシャツとして、ダンガリーシャツとシャンブレーシャツが存在する。いずれも「青と白」の表情を持ち、実用着をルーツとしている。こうした共通点があるので、カジュアルシャツのカテゴリにおいては広義の意味で一緒くたにされることも。しかし、実際には起源も織りも異なる。

ダンガリーシャツはインドのダンガリ村で織られた綿布を起源とし、基本は綾織りだがタテ糸に白糸、ヨコ糸にインディゴ糸を使うため、デニムシャツとは配色が逆。結果としてより明るく爽やかなブルーに仕上がり、20世紀には平織りの生地も広まり春夏向けとして普及した。

シャンブレーシャツはフランス・カンブレー地方発祥の平織り生地を用いたもの。タテ糸にインディゴ、ヨコ糸に白糸を用いる点はデニムと同じだが、織りが平織りのため表面はフラットで微光沢があり、軽やかな風合いに。19世紀末には米海軍の制服に採用され、夏場のシャツとして世界的に広がった。

そんなダンガリーとシャンブレーは、気温が高い春夏に特に適する。また、春夏にデニムシャツを選ぶなら、軽快な着用感を狙う目安として6.5〜8.0oz程度のライトオンスのデニム生地が有効だ。オンラインで購入する際は生地の厚さなどがわかりにくいので1つの指標にしてほしい。

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以上を踏まえ、ここからはインディゴ系シャツという広義の括りでデニム、ダンガリー、シャンブレーを横並びで対象とし、8スタイル別にオススメのアイテムを紹介する。

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