
コーデのレパートリーが限られる雨の日。特に足元は、革靴など水に弱いアイテムがNGになるため選択肢は大きく制限される。そんな雨の日に主役として活躍するのがレインシューズだ。水に濡れることを気にせず履けるのはもちろん、昨今ではデザイン性の高いアイテムも多い。今回は「レインシューズ/ブーツ」にフォーカスして、注目のアイテムを紹介!
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長靴とは言わせない!雨の日の頼れるパートナーおすすめのレインブーツ7選
レインブーツといえば雨の日の靴としてもっとも有力な選択肢となる存在だ。防水面のみ考えて設計された、昔ながらのいわゆる長靴から野暮ったい印象を持っている方もいるかもしれないが、ドレススタイルに合わせても違和感なくフィットするスタイリッシュなモデルが昨今は増えてきている。
おすすめレインブーツ1HUNTER「オリジナル チェルシー」
「HUNTER(ハンター)」は、スコットランドにて1858年に設立されたゴム製ブーツブランドだ。現在ではファッション性の高いアイテムを多く手がけており、“お洒落なレインブーツ”として人気を獲得。1977年にはエジンバラ公から、1986年にはエリザベス女王陛下によってロイヤル・ワラント(英国王室御用達)を与えられている。定番モデルのサイドゴアブーツは、マットな質感の天然ゴムを採用し、フロントに施されたブランドロゴがアクセントになった同ブランドを代表する定番モデル。フィット感がよく防水性も抜群、そして悪天候でも安心だ。
おすすめレインブーツ2三陽山長「防水 誠十郎/BOSUI SEIJURO」
三陽山長が展開するレインブーツ「防水 誠十郎」は、定番サイドゴアブーツ「誠十郎」をベースにしたモデル。シャープでスタイリッシュなフォルムが、スーツスタイルにぴったりだ。コバやステッチに至るまで妥協なく仕上げられたディテールは、グッドイヤーウェルト製法のドレスシューズに匹敵する完成度を誇る。アッパーにはPVC素材を採用し、防水性を確保しながらも、上質なインポートレザーの風合いを忠実に再現。アウトソールには微発泡ラバーを使用しており、軽量かつ返りが良く、グリップ性と耐摩耗性にも優れる。歩行時のストレスを軽減し、快適な履き心地を実現。さらに、カップインソールが通気性・透湿性を高め、シューズ内の蒸れを軽減してくれる点も見逃せない。
おすすめレインブーツ3BARBOUR「Nimbus サイドゴア ショートレインブーツ」
バブアーの定番レインブーツ「Nimbus」は、ボリュームのあるソールやトゥを囲むガードが特徴的なデザイン。アッパーとソールに異なるカラーを採用したバイカラー仕様で、足元に程よいアクセントを加えてくれる。アッパー上部にはバブアーのロゴを配置。ショート丈でサイドゴア仕様のため脱ぎ履きがしやすい。雨の日はもちろん、キャンプやフェスなどアウトドアシーンにも適した一足となっている。
おすすめレインブーツ4THE NORTH FACE「レイン ロー ゴアテックス」
THE NORTH FACEのローカットレインブーツは、GORE-TEXメンブレンを搭載し、高い防水透湿性を備えた一足。2色展開で、オールブラックのモデル、ブラック&ブラウンのモデル、どちらも無駄のないミニマルな仕上がりに。また、ミニマルな佇まいの中で、ヒール部分のジップがアクセントとなっている。アッパーには、軽量かつ耐摩耗性に優れたスペクトラリップストップナイロンを採用しているので、上から押しつぶすような形でコンパクトに収納できる点も魅力だ。アウトソールには、耐久性とグリップ力に優れるVibram Montコンパウンドと、ぬかるんだ路面でも安定したトラクションを発揮するVibram Traction Lugデザインを採用。ミニマルで汎用性の高いデザインにより、悪天候下のアウトドアから日常使いまで幅広いシーンに対応可能だ。なお、ブランドでは通常のシューズよりも1サイズ下での着用を推奨している。
おすすめレインブーツ5AIGLE「SOFT RAIN」
AIGLE(エーグル)の「SOFT RAIN(ソフトレイン)」は、未体験の快適さを追求した新感覚のラバーブーツだ。従来よりも厚みを持たせたソールには、高いグリップ力とクッション性を兼ね備えた設計を採用し、歩行性が向上。シャープなアッパーシルエットと存在感のあるソールが、都会的でモダンな印象を与える。
おすすめレインブーツ6Columbia「ラディーリーフ ショート ツー」
長年にわたり支持され続けている、Columbiaのショート丈レインブーツ。軽量で防水性に優れたラバー素材は、折りたためるほど柔らかさがありながら、自立する適度な硬さも備える。ヒールには突起が設けられており、立ったままでも脱ぎ履きがしやすい設計だ。インソールにはクッション性の高いEVA素材を採用し、厚みを持たせることで快適性を向上。アウトソールは凹凸のあるパターンで、不整地や泥道でも優れたグリップ力を発揮する。履き口のロゴ部分にはリフレクターが配され、夜間の視認性にも配慮。汎用性の高いショート丈仕様で、フェスやキャンプなどのアウトドアシーンに最適な一足だ。
おすすめレインブーツ7Crocs「サレへ ベンバリー X ザ サイプレスブーツ」
Crocs(クロックス)から紹介するのは、フットウェアデザイナー、サレへ・ベンバリーとのコラボによるレインブーツ。ダックブーツをモダンに再解釈したデザインで、グリーンのキャンバスアッパー、エスプレッソカラーのラバートップ、ヘーゼルナッツのソールという3色を組み合わせた配色が特徴だ。ソールは、サレへ・ベンバリーのシグネチャーである“指紋”に着想を得た凹凸のあるパターンを採用している。
雨の日のフォーマルやビジネスシーンにもってこい!おすすめのレインシューズ4選
雨の日のフォーマルやビジネスシーンには、革靴を模した防水仕様の短靴が最適。カジュアルシーンでは、防水仕様のローファーなども選択肢となる。これらのシューズはアッパーにPVC素材を用いていることが多く、革靴のような足馴染みがほとんど生じない。そのため、サイズ選びには注意が必要だ。大きめだった場合はインソールの使用で調整できるため、あらかじめタイトすぎるサイズは避けたい。
レインシューズ1三陽山長「防水 友二郎」
はじめに紹介するのは三陽山長の定番モデル「友二郎」の防水シューズ「防水 友二郎」。内羽根ストレートチップなので、ビジネスから冠婚葬祭まで対応できる。上述した「防水 誠十郎」と同様、コバやステッチまで妥協なく仕上げられたそのディテールは、グッドイヤーウェルト製法のドレスシューズにも引けを取らない。アッパーには、PVC素材を使用し、防水性はもちろん、上質なインポートレザーの質感を忠実に再現。アウトソールには、微発泡ラバーを採用しているので軽量な仕上がりに。返りもよく、グリップ性、耐摩耗性に優れ、歩行時のストレスを軽減してくれる。また、カップインソールが、通気性、透湿性効果をもたらし、シューズ内の蒸れを軽減してくれる点も◎
おすすめレインシューズ2REGAL「31FL ストレートチップ(GORE-TEX フットウェア)」
REGALのストレートチップシューズは、GORE-TEXを搭載した防水仕様のモデル。ヒール高は3.5cmで、一般的なビジネスシューズより約1〜1.5cm高く設計されている。ソールには、シャープなルックスと柔らかな履き心地を両立した、REGALオリジナルのVibram社製ガムライトソールを採用。程よいリラックス感と優れた屈曲性を備え、雨の日でも軽快な歩行をサポートする。
おすすめレインシューズ3Traditional Weatherwear BEAMS【別注】「RAIN LOAFER」
マッキントッシュ社が展開するカジュアルブランド「Traditional Weatherwear(トラディショナルウェザーウェア)」の人気モデル「RAIN LOAFER」をベースに、BEAMSが別注をかけたスペシャル仕様の一足。オーセンティックなデザインはそのままに、ソールをボリューム感のあるラグソールへとアップデートしている。
おすすめレインシューズ4HUNTER「リファインド エクスプローラー フラットフォーム ローファー - ブラック」
ハンターのレインローファーは、ブランドの新たな耐水性レザーシリーズから登場した一足だ。アッパーには耐水性レザーを採用。また、チャンキーなアウトソールにはリサイクルEVAを用いることで、一般的なレザーローファーよりも軽量な仕上がりとなっている。フロントにはアッパーと同系色のハンターロゴを配置してシティライクな雰囲気を演出。雨の日専用にとどまらず、晴れの日にも履きたくなる仕上がりが魅力だ。
天候に左右されない一足をおすすめのレインスニーカー3選
雨の日でも、いつもの通りにスニーカーを履きたいなら、定番モデルのGORE-TEX搭載バージョンなど、防水仕様を選ぶのが賢明。あるいは、ファッションユースとして人気の高い、防水対応のアウトドアスニーカーを選ぶのもひとつの選択肢だ。
おすすめレインスニーカー1SALOMON「XT-6 GTX Black/Black/Ftw Silver」
お洒落上級者の間では、アウトドアシーンに限らず、普段使いとしても定着しつつあるサロモンの定番トレイルランニングモデル「XT-6」。今回紹介するのはそんな「XT-6」に防水透湿性に優れたGORE-TEXメンブレンを搭載した全天候型スニーカー。テック系スニーカーの分類だが、スラックスと合わせてキレイめに、ナイロンパンツと合わせてテックに履きこなすなど様々なスタイルにマッチする。アウトソールにはContagrip®を採用しており、高いグリップ力で舗装路から未舗装路まで安定した歩行をサポート。Agile Chassis™ Elaborationが着地時の安定性を高め、EVAミッドソールがクッション性を確保する。Quicklace™システムが、容易な着脱と快適なフィット感をキープ。高い機能性と汎用性を兼ね備えた一足だ。
おすすめレインスニーカー2On「Cloudrunner 2 Waterproof」
2025年、最も勢いのあるテック系スニーカーブランドといっても過言ではない「On」。そんな本ブランドから紹介するレインスニーカーは人気シリーズ「Cloudrunner 2」のウォータープルーフモデルだ。高い防水性能はもちろんのこと、Onならではの抜群の履き心地も健在。ミニマルなデザインで、どんなスタイルにも自然に馴染む。筆者個人的としても、Onのスニーカーは、最近トレンドのランニングシューズの中では群を抜く履き心地の良さを誇る。雨の日専用にするのはもったいない。普段履き用としてもワードローブに加える価値があること間違いなし。
おすすめレインスニーカー3converse「GORE-TEX OX オールスター(R)」
ローカット仕様のオールスターをベースに、防水透湿性に優れたGORE-TEXを採用したモデル。クラシックなデザインを保ちながら、雨天時にも対応できる機能性を備える。ガセットタンにはストレッチ性のあるGORE-TEXファブリクスを使用し、フィット感と防水性を強化。街履きとしての汎用性を維持しながら、高い実用性を発揮する一足だ。
雨の日にぴったりな防水アイテムの代名詞と言っても過言ではないGORE-TEXを搭載したスニーカーに関しては、以下の記事でも紹介しているのでぜひチェックを。