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チャーチ「ランボーン」は履き心地重視のサイズ選びがおすすめ
チャーチの他のドレスシューズにしても、他のシューズブランドが作る靴にしても、革靴でグッドイヤーウェルテッド製法の靴を選ぶならばジャストサイズ、もしくはタイトフィットが通例だ。グッドイヤーウェルテッド製法の場合、中底と本底(アウトソール)の隙間を埋めるコルクが履いているうちに沈み込むため、履く人の足の形に馴染むと同時に、大きければハーフサイズほどサイズ感が上がる。チャーチの#103ラストを使用したランボーンは、つま先部分の捨て寸が他のモデルに比べて大きい。さらにランボーンの場合、履き口が深めに設定されているため、ホールド感があり履き心地に安定感があるのが特徴だ。
チャーチのランボーンを選ぶ際は、当然つま先が当たらない足長であること、外くるぶしに履き口が当たらないこと、など一般的な靴選びのハウトゥに加え、モンクストラップのベルトホールの位置も重要。ベルトホールが3つ並んでいる中で、一番真ん中の穴にバックルを差した時、甲に若干の圧迫感を感じるぐらいのサイズ感を選ぶことで、コルクの沈み込みやアッパーの革馴染みがあっても気持ちの良いサイズ感を維持できる。万が一緩く感じることになっても一番内側のベルトループで締めることによって、甲のホールド感は確保できるというわけだ。
