
想定外の雨にも対応できる便利な折りたたみ傘だが、中にはカバンに常に入れておくには重かったりかさばるものや、耐久面で通常の長傘に劣ったりするものがあったりと、意外と優秀な折りたたみ傘に出会えていないという方も多いのでは?今回は、機能面・コスパなど総合的に最強のアイテムをはじめ、指標ごとにピックアップした優秀な折りたたみ傘を紹介!
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最強の折りたたみ傘はこれだ!文句なしのクオリティを誇る、セブンイレブンの「軽量自動開閉折傘 吸水傘袋付」
Rs-flyfishingShops編集部でも愛用者が多かった、セブンイレブンの軽量自動開閉折傘。カバン等で片手が塞がっていてもボタン一つで自動開閉できる便利な機能に加え、一般的なスマホと同等の軽さ、傘についた水滴を吸収してくれる吸水傘袋付き。なんと言っても、セブンイレブンという日本で一番店舗数が多いコンビニで売っているため、いつでもどこでも買いやすいという群を抜いた入手のしやすさが魅力。さらに税込で1,870円という低価格での提供も実現しており、このクオリティで安価な傘を近所ですぐに買える等々の要素が他を大きく引き離している。オンラインストアでは現在取り扱いがないため、近所のセブンイレブンでぜひ購入してみてほしい。
続いては、「軽さ」「強度」「独自性のある利便性」の3カテゴリに分けて、それぞれの分野で優秀な折りたたみ傘を紹介!
軽さの面で優秀な折りたたみ傘
このパートでは軽量性に着目し、一般的な折りたたみ傘よりも軽さが際立つ“軽さの面で優秀”な折りたたみ傘をピックアップ!
軽さの面で優秀な折りたたみ傘1MACKINTOSH PHILOSOPHY「バーブレラ 60cm(120g)」
“軽すぎる折りたたみ傘”として大ヒットを記録した、マッキントッシュ フィロソフィーのバーブレラ。傘の重量は主に骨組みの素材で大きく変わるが、航空機の機体にも使用されるカーボンファイバーを採用することで大幅な軽量化を実現した。折りたたみ傘の一般的な重量は250〜300gほどと言われている中、この60cmサイズのバーブレラはなんと120g。一般的重量の半分以下だ。ちなみにこれよりも小さい55cmのサイズは115gとさらに軽い。マッキントッシュブランドらしい英国風のチェック柄など、無地以外のデザインバリエーションが多いのも魅力だ。
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軽さの面で優秀な折りたたみ傘2snowpeak「アンブレラUL(150g)」
重量150gと、こちらも一般的な折りたたみ傘より大幅に軽いスノーピークの「アンブレラUL」。軽量性に特化した折りたたみ傘は、得てして重量を削るために傘のサイズ自体を小型化することもあるが、スノーピークのアンブレラULは開いた際の直径が100cmあり、肩幅が広い男性も問題なく使える大きいサイズ感が◎ 本骨は丈夫なカーボン製で耐久性も十分、しっかりとした縫製で雨水が滲みにくい防水性など、キャンプ用のテントも手がけるアウトドアブランドならではの機能性の高さも魅力だ。
軽さの面で優秀な折りたたみ傘3Wpc.「AIR-LIGHT LARGE FOLD(180g)」
こちらのカテゴリで最後に紹介するのは、傘やレインコートなどのレイングッズを手がけるブランド Wpc.の「AIR-LIGHT LARGE FOLD」。180gの軽さで、開いた際の直径が105cmと、軽くて大きい使い勝手の良さが特徴だ。一般的な傘の生地に比べて撥水力が長期的に持続する継続はっ水加工が施されており、長い間使い続けても雨水が滲みてくる可能性が低い。また、こちらはUVカット機能がある晴雨兼用の傘で、薄色は約80%、濃色なら約90%の紫外線遮蔽率があるため、日傘としての機能性も十分だ。
耐風性の面で優秀な折りたたみ傘
骨の関節が多いことから、通常の長傘よりも強度に不安が残ることが多い折りたたみ傘ならではの課題として挙げられる「耐風性」。ここでは“耐風性の面で優秀”な折りたたみ傘をピックアップ!
耐風性の面で優秀な折りたたみ傘1davek「THE DAVEK SOLO」
飛び抜けた頑丈さで長持ちする傘を追求した、ニューヨーク発の高品質傘ブランド「davek」。そのフラッグシップモデルである「THE DAVEL SOLO」は、ブランドのフィロソフィーが反映された、頑丈なフレーム構造で高耐久性を実現した折りたたみ傘だ。持ち手に付いているクリップでカバンなどに引っ掛けられるギミックが取り入れらていたりと、痒いところに手が届く機能性の豊かさが◎ こだわりは機能性だけにとどまらず、メカ感のある持ち手など独特のディテールを採用した唯一無二な洗練デザインも魅力。税込で21,500円と折りたたみ傘にしてはやや高額だが、壊れても無償で修理や交換してくれる永久保証が付属しているため、長期的な目線で見れば高くはないだろう。
耐風性の面で優秀な折りたたみ傘2BLUNT「METRO」
高耐久度を誇る傘ブランドとして人気を集めるブラントの折りたたみ傘「METRO」。独自の開発技術である放射張力システムを採用することで、傘を開く際に使われる動力が傘の生地全体に分散され、それが空気力学的に傘生地をピンと張った状態に。雨量・風速がひどい天候の中でも傘が裏返ることなく、安定して持ち続けられる構造を実現している。骨の先端に丸みのある個性的なデザインがおしゃれで、10色以上あるカラバリの豊富さも魅力的だ。
耐風性の面で優秀な折りたたみ傘3senz° umbrella「senz° MINI」
コウモリの羽のように一方が伸びたアシンメトリーなデザインがユニークすぎるセンズ アンブレラの折りたたみ傘。この非対称な形状は独自の空力設計によるもので、これが耐風性を大きく向上させる仕掛けであり、前方から強い風が吹いても軽く握っているだけで傘の向きが自動的に変わり、風を軽やかに受け流してくれる。常に多方向から吹いてくる風の中で、ベストなポジションを傘自体が探す仕組みだ。また、長く伸びた部分を濡れやすい方へ移動させることで、靴やバックパックだけが濡れるというストレスが無くなるのも嬉しい。
利便性の面で優秀な折りたたみ傘
最後にカテゴライズするのは、独自の機能を採用した“利便性の面で優秀”な折りたたみ傘。ここでもおすすめの傘を3つ紹介する。
利便性の面で優秀な折りたたみ傘1NURASAN「逆折りたたみ傘」
「自分も周りも濡らさない」をコンセプトにしたNURASANから、一般的な折りたたみ傘とは逆のたたみ方を採用した「逆折りたたみ傘」をピックアップ。折りたたみ傘に限らず、傘というものは閉じると雨に濡れた面が外側にむき出しの状態になるもの。自分の手や服が濡れるのはもちろん、電車などで周りの人を濡らしてしまう可能性もある。これを課題に、たたみを逆さにすることで、濡れた面が内部にくるように設計したのがこの商品だ。ベルトで傘をまとめる際も濡れた面を触る必要がないため、傘の使用におけるストレスが解消されること間違いなし。
利便性の面で優秀な折りたたみ傘2無印良品「2通りにたためる 折りたたみ傘」
折りたたみ傘は閉じた状態で手に持っていると、着地するほどの長さがないため意外と扱いに困るもの。長傘は地面を突けるぐらいの長さがあるため、この問題とは無縁。その利点を折りたたみ傘にももたらしたのが、この無印良品の2通りにたためる折りたたみ傘だ。一般的な折りたたみ傘のたたみ方に加え、骨を折らずにたためば長傘のようにスティック状で手に持つことが可能。意外な需要に応えた利便性がある折りたたみ傘だ。
利便性の面で優秀な折りたたみ傘3MOTTERU「スリムボトル折りたたみ傘」
折りたたみ傘はカバンにしまえるコンパクトなサイズ感が特長だが、一度使うと傘生地が濡れてしまうため、カバンにしまい直せないのが弱点。布カバーが付属しているものが多いが、これだけではすぐに雨水が浸透してしまうため、基本的には乾くまで外に出しっぱなしとなる。それを物理的に解消したのが、このMOTTERUのスリムボトル付き折りたたみ傘だ。水筒のように水を通さないプラスチック製のボトルになっているため、濡れた状態でも使い終わったらすぐにカバンにしまうことが可能。折りたたみ傘の携帯性を最大限に向上させている。