
RIMOWA(リモワ)の定番モデル「Classic(クラシック)」と「Original(オリジナル)」は、いずれもアルミニウム製スーツケースを象徴する存在だ。グルーブと呼ばれているリブデザインをあしらった外装は近しいが、クラシックは角張ったシェイプ、オリジナルは丸み帯びたフォルムといった具合に、その表情には明確な違いがある。今回はリモワというブランドの枠を超え、アルミニウム製スーツケースを象徴する2大モデルに迫り、共通点と差異を整理し、選ぶべきモデルを見極める手がかりを探っていく。
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「クラシック」と「オリジナル」の共通点リモワを象徴するアルミニウム製のボディとリブの意匠
両モデルに共通する最大の特徴はアルミニウム製の外装だ。リモワを象徴する本素材を採用した現行モデルはクラシックとオリジナルのみ。
左: クラシック / 右: オリジナル
1920年代に登場したアルミニウム製のトランクを源流とするボディの堅牢さは世界的に定評があり、キズやヘコみさえも経年変化として楽しめることから、長年にわたり冒険家やトラベラーから選ばれてきた。
アーカイブ ワードローブ ハンドトランク
また、その外装に刻まれたリブデザインは、ドイツの航空機から着想を得たもの。面の強度を高める設計を意匠へと転化したブランド独自のデザインコードである。
アーカイブ グルーヴ入りハンドキャリーケース